UCハック

生きづらい世の中を生きやすく。難病で大腸を全摘した人がいろいろがんばるブログ。

潰瘍性大腸炎の生活

潰瘍性大腸炎の人は運動してもいいのか?ガチで自転車乗ってる私の感想

潰瘍性大腸炎になっても運動して良いのか?ドクターストップはないのか?といった疑問を持たれる人もいるかと思います。

わたしはガチのサイクリストです。ロードバイクに乗っていて、Mt富士ヒルクライムという自転車で富士山を登る大会でも上位10%に入っているほどです。

毎週ヤビツ峠という神奈川のロードバイクの名所に通っているほどの本気度です。

そんなわたしが、潰瘍性大腸炎になっても運動していいのか?という疑問にお答えします。

潰瘍性大腸炎になっても運動していいのか?

運動してもいい、全然問題なし

まず最初に結論を書きますが、潰瘍性大腸炎になっても運動していいのか?ということに関しては、運動しても大丈夫、全く問題なしです。

その証拠がわたしです。わたしの場合は大腸全摘していますが、それでも高校時代はかなりスポーツができたほうで、スポーツテストで学年トップ10でした。水泳や陸上、いろんなところからオファーが来るほどでした。

運動をしていて病気が直接障害になったことはありません。運動をがんばったせいで病気が再発した、ということはわたしはありませんでした。

激しい運動をしても大丈夫なのか?

運動といっても内容はピンキリです。ウォーキングから富士山を自転車で登るヒルクライムまで、運動の強度がまったく異なります。

激しい運動をしてもいいのかという点については出来ますが、わたしはあまり激しい運動はおすすめしません。理由は、激しすぎる運動はどんな健康な人だって健康にはよくないものです。

わたしは自転車で峠を登る時、1時間ちょっとの間ずっとゼーハー言いながら自転車こいでます。心拍数の高い状態を長時間維持する、こんなことを毎日繰り返していたら絶対に身体に悪いです。

週一程度だからこそやっているだけで、さすがにこれを毎日やるとなると病気以前に寿命が縮まりそうです。

ドクターストップがかかるようなスポーツはほとんどない

潰瘍性大腸炎でも運動していいのか?と気にする方は、おそらく病気になるとありがちな話、「ドクターストップ」を気にされているのかと思います。

これは直接お医者さんに相談したほうが良いと思いますが、おそらくお医者さんもスポーツは問題ないと答えてくれるでしょう。むしろ適度な運動をしたほうが健康的です。

しかし、後述しますがわたしの場合はドクターストップがありました。スポーツの種類によっては不向きなものがあります。

運動したほうが体調が良い

適度な運動は健康になりますので、むしろわたしは運動することを推奨します。

わたしは学生時代、学校まで片道10kmの自転車通学をしていました。この期間は太ることもなく痩せることもない、病気の再発もほとんどなくて健康的に過ごすことができました。

呼吸がゼーハー言わない有酸素運動ぐらいがちょうど良いでしょう。スポーツジムに通うぐらいがちょうど良いかもしれませんね。

今まで運動したことないけどこれから始めようって人は、これなら続けられる!っていう運動を選ぶようにしましょう。運動ってなかなか続かないんですよね。

潰瘍性大腸炎になって運動がうまくいかなくなったこと

症状が出ているときは休まなければならない

潰瘍性大腸炎は再発を繰り返す病気です。なので、最初は調子がよくても徐々に体調が悪くなっていくこともあります。

症状が出てきてしまうと、運動は休まざるを得ません。わたしの症状は腹痛がひどかったので、腹痛で動けなくなってしまうためです。

それにトイレにも駆け込みますので、とても運動どころの話ではなかったです。家に帰って寝る、それだけの生活です。

一生懸命練習しても体調不良で大会に出られない

何か目標を持って運動をすると、一番困るのが大会です。大会は日程が決まっているので、ちょうど大会の時に体調が悪くなるとどんなに一生懸命練習しても出場できません。

1年間一生懸命トレーニングをしていたのに、たった1週間体調が悪くなってしまい辞退する、そんなことはよくある話です。人は病気には勝てない、という挫折を味わうことになるでしょう。

そういった経験は潰瘍性大腸炎である以上、人生のうちに何度も訪れます。挫折耐性を身に付けておきましょう。ちなみにわたしは慣れっこで、得意技は無駄な努力です。

再発→入院→20kg減、筋肉激落ちでトレーニングが水の泡

潰瘍性大腸炎である以上、この挫折は避けては通れません。一生懸命積み重ねたものがたった一度の入院でゼロにリセットされます。

わたしは一回入院すると一ヶ月の絶食治療をすることが多く、10kg~20kgは体重が落ちます。退院時は40kg台になっていたりします。

それだけ体重が落ちると筋肉はほとんどなくなっています。人は痩せる時、最初に筋肉から落ちていくんですよ。

挫折体験が少ないと落ち込んで立ち直れないかもしれませんが、挫折は慣れです。リセットされるとわかっていても、真摯に生きていきましょう。

大腸全摘していますが、いまだに腸閉塞といった合併症に悩まされており3年に1度は入退院繰り返しています。やっぱり絶食状態になりますので、筋肉は激落ちです。それでもあきらめずに何度でも努力して富士山登ってます!

大切なことなのでもう一度言いますが、挫折は慣れです。最初は家に引きこもるほど落ち込んだこともありますが、今では明日には立ち直っていないなんてことはないぐらいです。

お腹を冷やす水泳ではドクターストップかかった

わたしは学生時代、水泳部に所属していました。ざんねんながらドクターストップがかかってしまいました。

その理由は、お腹が冷えることによりお腹を下してしまうことが多かったのです。お腹を下す=潰瘍性大腸炎再発を疑われてしまう、というか区別ができないため休まざるを得ませんでした。

水泳をやってお腹を下して、きっとこれは水泳でお腹が冷えているだけだろう、と思っていたら潰瘍性大腸炎再発していて気づいた頃には重症だった、なんてことになったら大変ですよね。

他にドクターストップがかかりそうな運動は思いつきませんが、水泳は不向きだと思います。

試合形式のスポーツは途中でトイレに行きたくなると辛い

運動には自転車レースやマラソンといった、自分ひとりでもできるスポーツと、テニスやサッカーのような、相手がいるスポーツの2種類があります。

自転車レースだと自分の都合でトイレ休憩ができますが、テニスやサッカーなんかは待ってはくれませんよね。運動すること自体は問題ないのですが、不向きなスポーツはあります。

おそらく、こういうった出来事でも挫折経験になるのではないかと思います。一生懸命がんばっているのに試合に出られない、試合に出るのが怖い。

わたしは社会人になってから会社のテニス部に入って本気でテニスを始めたのですが、身体に合わず半年程度で辞めました。テニスグッズにお金かけたのに…。

大腸を全摘していてもトイレは近いです。しかもガスを溜められる場所がないのでお腹が張って苦しいんです。トイレに駆け込まずにいられないので、試合がはじまってからお腹が苦しくなると試合どころじゃないんです。

まとめ

まとめますと下記の通りです。

  • 潰瘍性大腸炎になっても運動しても良い
  • ドクターストップはほぼない
  • 激しい運動もできる。けどオススメはしない。健康な人でも激しすぎる運動は健康てきではない。
  • 有酸素運動がオススメ
  • 試合形式のスポーツは不向き、マラソンといった一人でできるものがオススメ

わたしとしましては、運動は積極的にやっていきましょう。潰瘍性大腸炎だから運動をするとかではなく、すべての人にとって適度な運動は健康につながります。

潰瘍性大腸炎だから運動できないなんてことはありません。むしろ目標を持って運動をしていくと、いろいろ前向きになれて病気を忘れさせてくれます。

ただ、一生懸命積み重ねたものが一瞬で水の泡となる、挫折はつきものです。挫折するのがイヤだからやらない、というのはもったいないです。これは挫折耐性をつけるための訓練だと思いながら運動していきましょう。

-潰瘍性大腸炎の生活
-