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潰瘍性大腸炎に良い運動は自転車

潰瘍性大腸炎の生活

潰瘍性大腸炎に良い運動って何?私が健康のためにやっている運動

運動は身体に良い、健康になる、というのはよく言われることですよね。では潰瘍性大腸炎に良い運動って何があるのでしょう?

わたしは潰瘍性大腸炎で大腸も全摘していますが、運動はしっかりやっています。ちなみに自転車、ロードバイクに乗っています。

なぜわたしが自転車に乗ろうと思ったのか?それはわたしが高校生時代のころ、自転車通学を続けていたおかげでかなり症状が抑えられたと思っているからです。

自転車が潰瘍性大腸炎に良いと思う理由

有酸素運動である

運動が身体に良い理由、それは有酸素運動にあります。有酸素運動とは、十分に酸素を取り込むことができるスポーツのことです。

逆に、十分に酸素を取り込むことができないスポーツを無酸素運動といいます。有酸素運動と無酸素運動の差は、運動しているときに息が上がって『ゼェーゼェー!』、『ハァーハァー!』言うかどうかです。

有酸素運動が身体に良いとされる理由は、心肺機能が強化されて血液の循環と代謝がよくなることにあります。脂肪も燃えるしストレス解消にもつながる。ほどよい運動が一番身体に良いです。

有酸素運動には自転車・サイクリングの他にはウォーキングなんかもあります。わたしは病気で退院したあとは長いことウォーキングで身体を鍛えていました。

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無酸素運動はやりすぎると、スポーツ心臓といって心臓が肥大したりすることがあります。(ロードバイクの世界では心臓が肥大して健康診断でひっかかったら一人前なんていう説も…)

たとえば100m走といった短距離走は無酸素運動ですね。全力疾走する時間は短いのですが、そのためのトレーニングで何度も短距離ダッシュしたり、健康になるためにやるにはおすすめできないスポーツです。

自転車はサイクリング程度であれば有酸素運動になります。わたしのように自転車で山を登っているような運動だと無酸素運動に近いです。息が軽くきれるぐらいがおすすめです。

よく潰瘍性大腸炎患者や大腸全摘している人は自転車に乗れないとか自転車に乗るのが怖いなんて言う人がいます。おそらく自転車がお尻に与える刺激によって…というのが心配なのでしょうけど、わたしは全然大丈夫です!危ないと感じたことも1度もありません。

自転車はママチャリよりはマウンテンバイクやクロスバイクがおすすめです。ホントはロードバイクをおすすめしたいのですが、高すぎですからね。

継続しやすい

運動が身体に良いということはわかっているけど続かない…と悩む方は多いでしょう。

運動ができない理由には下記があると思います。

  • 時間がない
  • 場所がない
  • 相手がいない

時間に関しては、毎日朝7時に出社して夜23時に帰宅する、そんな生活をしている人もいるのではないでしょうか?←これはわたしです!

また、『この場所じゃないとできない、対戦相手がいないとできない』っていう運動もあります。たとえばテニスやサッカー・フットサルです。

そういったスポーツは毎週どこかの施設を予約しないといけませんし、予約とっても対戦相手が仕事の都合で来られないこともあります。

自転車は好きな場所を走ればいいし、対戦相手の都合も考えなくて時間の都合もつきやすい。極端な話、休日の早朝に1~2時間走ればいいのですからね。

さらに良いのは、自転車通勤・通学することです。これなら強制的に毎日運動することができますし、交通費の節約にもなります。

場所がなかったから…相手がいなかったから…と運動を休んでいると、ホントはやれる日でもだんだん何かと理由をつけて休むようになっていき、やめてしまうのですよね。

自転車は完全にたった1人でできる運動です。何かのせいにしてやめることができない、よって継続しやすいのです。

わたしもかれこれ自転車には6年ほど乗っていますが、毎日通勤時間を使って乗っています。距離にして往復30km、1,000kcal消費するぐらいの運動しています。

運動が続くかどうかは、強制的に続けさせられる環境であるか、楽しくやれるかどうかです。ただ健康のためにやっていると辛いだけですので、楽しさを見つけてください。

目標を持てる

自転車は今人気が上昇してきている運動です。弱虫ペダルというアニメが火付け役です。オタク高校生が自転車競技部に入部しインターハイ優勝を目指す青春アニメです。

わたしが自転車とはじめたころは趣味程度のものでしたので大会などは全く目指していなかったのです。難病で大腸全摘していてウォーキングしかしていなかった人間が自転車で富士山登るなんて誰も想像できませんよね?

自転車の乗っているうちにどんどん楽しくなってきてしまい、自転車の人気スポット、『ヤビツ峠』を登ってみたのです。『思ったよりいけるなぁ…』と思い、Mt富士ヒルクライムという大会に出るようになりました。

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大会に出てからはもっといい成績を残したい!と思いさらに自転車にハマっていきます。上述しましたが、目標があると楽しくなって『運動が続かない』なんていう状態になりません。

逆にどうやって時間を捻出して自転車に乗ろうか、と考えるほどです。目標を持って運動をするということはすごく楽しいです。

症状が落ち着いていた自転車通学の高校生時代

入院回数ゼロ!

自転車を本格的に始めたのは社会人になってからなのですが、わたしが自転車をはじめたルーツは高校生時代の自転車通勤にあります。

わたしは何度も潰瘍性大腸炎で入退院を繰り返してきましたが、高校生時代は入院回数がゼロだったのです。

当時はそれが特別なこととは全く思っていませんでしたが、大学生になってから症状が本格化したことを考えると、高校時代にやっていた何かが良かったのだと考えました。

毎日継続していた身体に良いこと…。自転車通勤による有酸素運動しか思い浮かばないのです。

大腸を全摘するほど悪化してから自転車が良かったのだろうなぁと考えていました。もう手遅れなほどに大腸が悪化していて大腸を全摘してしまいましたが、身体がよくなったら運動をやろう!と決意していました。

そこからはじまったのがウォーキングで、そのあとに原点回帰で自転車になったわけです。

調子の悪いときはあった

ただ、毎日自転車通学をしていたといっても体調の悪い日はありました。入院寸前まで悪くなったこともあります。

自転車をやったら完全に症状が抑えられた、というわけではありません。潰瘍性大腸炎は現時点では完治することのない病気だということを受け入れましょう。

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体調が悪いときはときどきありましたが、毎日のように身体が疲れやすいというのはありました。

大腸が末期的な状態に近づけば近づくほど身体の疲れやすくなっていったと思います。大腸全摘した今は身体の疲れやすさMAXですね。

自転車通学をやめた大学生時代

1年周期で入退院を繰り返すようになった

大学生になってからは自転車通勤をやめてしまいました。理由は自動車の運転免許を取得し、原付きに乗れるようになったからです。

大学には体育といった授業がありませんからね。全く運動しなくなってしまいました。

大学生になってからはほぼ1年に1回は入退院を繰り返していました。入退院する前後数ヶ月もまともな生活ができる状態ではなく、かなり生活に支障が出ていましたね。留年もしましたし。

運動と潰瘍性大腸炎が関係しているとは言えないのですが、わたしは運動しなくなったから症状が悪化したのだと思っています。

大腸全摘するまでに悪化

結局、わたしは大腸を全摘することになりました。運動しなかったから大腸全摘することになったというわけではありません。

高校生時代からずっと休まずに自転車を続けていたら、もう少し違う結果になったのかなぁと思うこともあります。

身体に良いとされることは積極的にやっておいたほうが良いでしょう。最終的に大腸を摘出しなければならないとなったとしても、やるべきことをすべてやってダメだったと諦める時、すごくスッキリした気持ちで諦められるのですよ。

悔いのない生き方をするには、たとえダメだとわかっていても全力を尽くすことです。

まとめ

まとめると下記です。

  • 有酸素運動が身体に良い
  • 心肺機能と血流・代謝をよくする
  • 有酸素運動には自転車がおすすめ

自転車がおすすめというのはわたしが自転車にハマっているための補正が大きいです。それでも自転車は楽しいのでおすすめしたいですね。

もし自転車をやるのであれば交通安全にだけは十分注意しましょう。健康のために自転車をはじめたのに事故って健康を失ってしまったなんてことになったら最悪ですから。

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