人生を嘆いて投げ出してしまう人とそうでない人との違いとは?

わたしのブログでは、潰瘍性大腸炎はじめとする難病・障害を持った人たちに対して、なんとなく生きる強さをみにつけてもらえたらいいなぁという想いを込めた記事を作成していたりします。

わたし自身が24時間テレビのような感動的な話があって困難を乗り越えたわけではないため、けっこうな闇属性・ダークサイドな内容ではありますが…。

わたしはアフィリエイトという副業をやっていて、そこそこ稼いでいます。毎日勉強も欠かしません。そこからちょっと派生して興味深い記事を見つけました。

ことの発端

ことの発端は下記のブログです。

さらにその先に…自分自身の自殺を配信した方のブログがあります。

一言で言うと『胸くそ』な内容です。あまり読んでも意味がないというか、読まないほうが良い。

ただ、わたしが言えることは、

  • 自分自身と共通する部分がたくさんあった。
  • 一歩違えば、自分だった。

ということです。

上記ブログの主の方のご意見も、わたしとよく似ているように感じます。

ちなみに、とてもおもしろいブログので読んでみてください。アフィリエイト業界には少ない、とても健全なスタイルでアフィリエイトをやっていますので参考になると思います。

自殺配信ブログの問題点

問題のブログをざっくりまとめてみる

問題のブログはざっくりまとめるとこんな感じ。

  • 自分はこれから自殺配信します。
  • 自殺に至ったのは貧困のせい、親のせい。
  • うまくやっているやつは環境に恵まれているだけ
  • 自分の力とかじゃないんだから、お前らもっと慎ましく生きろよ。

まぁはっきり言って、『胸くそ』です。ですが、わたしも下記のような記事を書いていますからね、気持ちはわからないでもないです。

環境のせい!というのは一理ある

わたしも身体に病気・障害がありますので、環境に恵まれていないという気持ちはなんとなくわかります。

  • 身体が健康。
  • 運動も勉強もできる。
  • そんな人が『できないやつは努力が足りないだけ

五体満足の人に言われるとあまり良い気はしないです。わたしはベッドの上で寝たきりなことが多く、努力もクソもないし、努力してもテスト期間に入院したりします。努力ではどうにも超えられない壁ってのがあるんです。

逆にわたしから言わせてもらうと、『挫折も経験したことがない温室育ち』ってことです。

わたしはわたしなりに全力を尽くしました。教授のもとを土下座して回るとか。でもそんなものは通らないし、人にクスクス笑われるだけでした。

こんなコテンパンにされたあげく、大腸全摘ですからね。

人生の分かれ道

弱いカードを配られた時の振る舞い

人の人生とは残酷です。

ざんねんながら…人は生まれながらにして平等ではありません

わたしは産まれたときにはそこそこ良いカードを持っていたと思います。運動も勉強もそこそこできました。(運動だけはいまだにできますが)

しかし、どうやら一度手持ちのカードを落としてしまったようです。拾い上げてみると、全部弱いカードになってしまっていました

1.弱いカードだと嘆く

  • 手持ちのカードが弱い!
  • 不公平だ!
  • やり直せ!
  • 平等にしろ!

不平不満はたくさんあるでしょう。というかわたしだってそう思ったことはあるし、そう叫んだことが何度もあります。

でもこれは本当に効率が悪いです。

手持ちのカードが弱い人を救う、というのは、国や社会の仕組みを変えるってことです。

2.弱いカードで勝てる方法を考える

国や社会を変えるぐらいなら、自分を変える努力をしましょう。

  • こんな弱いカードでどうやって勝てばいいのか?
  • 勝てるわけないだろ!?
  • お前は大貧民・大富豪でエースなし、3とか4のカードでどうやって勝つんだよ!

って気持ちでしょう。弱者に残されている勝負の仕方ってのは発想を変えるしかないとわたしは思っています。なぜなら、強者と同じ土俵で、同じ勝負をしたって100%負けますから。

ベッドで寝たきりみたいだったやつが、毎日睡眠時間削って勉強してきたような人たちと一緒に受験して、東大入れますか?って話です。よほどの天才でなければ無理でしょう(笑)

なので、ここは頭を固くせず、柔らかくして考えてみましょう。

  • 勝負は大貧民・大富豪に限定されているのか?
  • 大貧民・大富豪でもルールを1つくらい追加することはできないか?
  • カードの強さとは、数字の大きさだけなのか?

弱いカードを持った人、生まれながらにしてハンデを持った人は基本的には何やっても勝てません。

障害を乗り越えて注目を浴びる人がたまにいますが、そんなのはごくわずかです。

ハンデがあったから成功したのではなく、ハンデがある分だけ成功の確率は極端に低くなります。

ゆえに、弱いカードを持った人はできる限り敵とは戦わない戦略を取るべきです。

弱いカードでも戦っていこうと考える人が、人生を投げ出さずにいられる人なんじゃないかとわたしは思います。

まとめ

弱いカードを配られたから人生を閉ざす…。

こういう人もいるでしょう。

  • 簡単に死ぬな!
  • 弱い人間だな!

わたしはとやかく言うつもりはありません。なぜなら、『死よりも辛い生がある』ということをイヤというほど見てきたからです。

人としての尊厳を保てない余生というのは辛いです。

ただ、弱いカードを配られた = ダメというわけではないってことです。わたした言いたいのはそういうこと。

弱いカードって決めているのは一般的な価値観でしかなく、数字の大きさしか見ていないってことです。

ゲームが大貧民・大富豪ではなく、ポーカーだったらどうでしょうか?3とか4とかの弱いカードばかりでも、マークが揃っていればフラッシュやフルハウスといった強者に変わります。

社会的弱者は弱いカードが強くなるゲームに持ち込む。自分の得意とするフィールドを見つけて戦いの場所を移すというテクニックが大切なのではないかということを思ったりするわけです。

不平不満を言うな!とは言いません。それはあなたがこれから先、前進するのに必要なことだからです。たくさん叫んで気が済んだとき、きっと一歩先に進むことができるでしょう。