わたしはたびたびこのブログを通して上位10%に入ったと書いてきています。
上位10%というのはどちらかといえば上級者と呼ばれるレベルでしょう。
それぐらいのクラスになってくると、周りは高級なロードやホイール…ましてやフラットペダルなんて人は1人もいません。
ですが、わたしは一貫してフラットペダルを使ってきています。
その理由を簡単に説明しますと、
- フラットペダルのほうが速い
- フラットペダルのほうが膝にやさしい
- フラットペダルのほうが安全
というわけです。もちろん個人差はあります。ビンディングのほうが圧倒的に速い人もいるでしょう。プロとかトップアマとか。
今回は、そんなフラットペダルにこだわってきたわたしがおすすめするフラットペダルとシューズについてご紹介します。
目次
おすすめフラットペダルというか高成績出せたのはこれ。
Mt富士ヒルクライムで実際に上位10%に入ったフラットペダル+シューズ
速く走るためのペダル選びといったとき、フラットペダルなんていうものは真っ先に除外されます。
しかし、わたしがフラットペダルでも速く走れると思った理由には下記のものがあります。
- ビンディングシューズはポジションがシビアで100%の性能が引き出しづらい
- ポジションが合わず痛みが出る
- 足や膝が痛くなってパフォーマンス低下
- 結果、スピードと成績ダウン…
もうこれならいっそのこと、履きなれた靴とフラットペダルのほうが速いんじゃないか?と思い、フラットペダルを使い続けているのです。
ですが、ビンディングも使えるようにと逃げ道は残しています。わたしが買ったのはSPDのペダルで、片面フラット、片面SPDのものです。
その中でも重視したことが、
- オーソドックスなペダルの形をしている
- すべりにくそうなペダル
わたしの場合は通勤にもロードバイクを使っていますので、安全重視です。
SPDペダルでも競技用のペダルですから、ペダルが小さいです。フラット側も面積が狭いです。
また、面がつるっとしていてちょっと滑るんですよね。
なので、わたしはオーソドックスな形をしていて、踏み込む面の端っこに、滑り止めのギザギザがついたようなものを選んでいます。
シューズは靴紐を収納できたりするものが良いです。なぜかというと、走行中にほどけたりしてチェーンにからまったら大変ですからね。
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SPDではありますが、実際にSPD側を使うことは練習時に少しぐらいしかありませんでした。
わたしのペダリングが悪いのか、どうしてもSPDとかSPD-SLとか、足を固定すると膝が痛くなるんですよね。
ちなみに、SPD-SLとSPDは全然踏み込んだ感じが違いますので、逃げ道としてSPDの選択は微妙かもしれません。
フラットペダルでさらに上位を目指す
上記のペダルは…正直なところ重いです。
ペダルも、シューズも、重いです!
なので、できることなら軽量化も意識した方が良いでしょう。
わたしは極力お金をかけずに軽量化をしてきましたし、結構斬新なアイデアで戦ってきたと思っています。
そんなわたしですが、ペダル・シューズはお金をかけて軽量化するしかないと思っています。
しかし、軽いだけではダメです。フラットペダルでもうひとつ大切な点は、踏み込む面の広さです。
SPD-SLだと、シューズのソールが固く、ペダルを踏むと面で踏むことになり、力がペダルにしっかり伝わります。
ですが、フラットペダルだと、ペダルの面の広さ分しか踏めないんですよね。
なので、できるだけ面の広いものを選ぶと良いです。
SPDという逃げ道を残すのであれば下記が良いです。(少しだけ軽いです)
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ですが、SPDという逃げ道はわたしの経験上、不要という結論です。理由は使ってみた結果、ほぼ全くSPDを使わかかったからです。
しかも、上記のペダルは片面SPD、片面フラットのペダルの決定版みたいなやつなんですが、フラットのほうが滑るんですよ。
なので、わたしはPD-A530よりはPD-A524のほうがおすすめです。
ロードバイクは軽ければ軽いほどいい!ので、とにかく軽いフラットペダルを選ぶのも良いでしょう。
わたしの知る限り、下記のペダルが重量が左右のペダルを合計して170g程度しかなく、超軽量と言えます。
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…しかし!ペダルはただ軽ければいいというものでもありません。踏み込む面の広いフラットペダルというのも大切です。
というわけで、わたしは軽量なペダルよりも多少重たくなっても良いので、踏み込む面の広いマウンテンバイク向け?のフラットペダルに注目していたりします。
それだけ、しっかり力を伝えるということが大切なんです。わたしが目をつけているのが下記です。
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フラットペダルに合うシューズは?
シューズは…別になんでもいいかな
正直なところ、シューズのほうはなんでもいいと思っています。
選ぶポイントをしいて言えば、
- ソールができるだけ固いこと
- シューズができるだけ軽量であること
SPDも使ってみたいというのであれば、クリッカーというシリーズのシューズを選択すると良いでしょう。
クリッカーとはひとことで言えば、SPD用のビンディングも街も歩けるシューズです。
ですが、SPDのシューズ、クリッカーはビンディングもできて街も歩ける、なんていうことはあまり考えないほうがいいです。
どっちも中途半端で、ビンディングは効果薄いし、街を歩く時も金属部分が滑って歩きにくいんですよ。
迷うぐらいならSPD-SLか、完全フラットペダルにしてしまったほうが良いです。
でも私はクリッカー使ってます。その理由は…
わたしは完全にフラットペダルなわけですが、シューズはクリッカーです。でもクリート部分は封印しています。
なぜわたしがSPDを使わないのにクリッカーを使っているのかというと、クリッカーはソールが固めだからです。
一般的なスニーカーはランニングや街を歩くことを想定しているため、ソールがやわらかいんですよね。
ソールが固いとペダルを踏んだ時に面で力が入りますが、ソールが柔らかいとペダルを踏んだ時に点で力が入ってしまいます。
じゃあソールが固いシューズって何?というと…候補としてあがってしまうのが登山シューズなんですよね。
さすがに登山シューズでは重すぎます。なので、クリッカーを選んでいるんです。
最高の記録を残すためのフラットペダル向けシューズ
しかし、最近のわたしの考えというか結論では、SPD-SLのシューズでない限り、どれも大差ないというものです。
なので、シューズに関してはソールが柔らかくても軽量なものを選ぶほうが良いかもしれません。
ロードバイクはどれもシューズが重たいので、逆転の発想でソールを柔らかくし、その分軽量とペダルの踏む面の広さで勝負です。
ソールが柔らかくても、ペダルの踏み込む面さえ広ければきっと足の痛みや疲労は少ないでしょう。
まとめ
- フラットペダルでもレースで上位10%入れます!
- 快適に走れる装備のほうが高パフォーマンスを維持しやすく、結果的に良い成績が出る
- でもできるだけ軽量化は意識したい
- フラットペダルとシューズ選びは、踏み込む面が広く、シューズが軽いものが良い
わたしの実際に使ってきたペダルたちと、これから先の勝つためのペダル考察は以上です。
なんといっても大切なのは身体を壊さずにロードバイクに乗るってことですね。
わたしは過去に病気を患い、体を壊すことの恐ろしさというのをよ~く知っています。身体は大切です。
身体を大切にする走りというものも意識してみてください。