潰瘍性大腸炎を発症してからは厳しい食事制限があり、自由に食事ができないことがよくあります。この食事制限が一生続くのか~と考えるとユウウツになりますよね。
そんな制限から開放されたいがために大腸全摘を考える人もいるかと思います。でも、大腸を全摘したからといって普通に食事してもいいの?という疑問もあるのではないでしょうか。
今回は、大腸を全摘したわたしの食生活について書かせていただきます。
目次
大腸全摘した私の食生活
大腸全摘した人は普通の食生活はできるのか?→できます!
大腸全摘後の食生活について気にする人が多いかと思います。気になるのは食事制限といったところでしょう。
潰瘍性大腸炎は日頃から繊維質や脂っこいものなんかを控えるようにしているかと思いますが、大腸全摘後は基本的に何を食べても全然OKです!とはいえ、わたしはロードバイクというスポーツをやっていて、日々トレーニングしていますので太らないよう注意はしています。
トレーニングには低脂質高タンパクな食事が良いのですが…あれ、これって大腸あったときの食事制限と基本は一緒のような?
わたしはスポーツのために食事制限をある程度しているだけで、本当は何を食べても大丈夫です。なんでも食べれるからといって太ってしまって不健康になると本末転倒ですけどね。
バイキングでお腹が苦しくなるまで食べている
わたしはバイキングが好きです。旅行でホテルに泊まると、コース料理よりバイキングを選んでいます。好きなものを好きなだけ食べれるって幸せですよね~。
2ヶ月絶食をしたあとの白米は涙を流しながら食べたものです。
話を戻して、わたしはバイキングになるとすごくよく食べます。それはもうお腹が苦しくなるまで食べます。
ただし、わたしの経験上、大腸全摘後は繊維質がどうというより、食べ過ぎが何よりキケンです。キケンだけども絶対にダメというわけではなく、特別な日はバイキングでたらふく食べます。
キノコのような繊維質も大丈夫
一応、腸閉塞になる一番の原因は消化しづらい食べ物にあると言われているようです。たとえばキノコのように繊維質の強い食べ物ですね。
わたしはキノコは食べませんが繊維質の強い食べ物はたまに食べています。好んで食べているわけではないのですが。
しかし、繊維質の強いものを食べたからといって腸閉塞になったことはないし、予兆すら感じたことがありません。
大腸全摘後の食事は腸閉塞に注意しなければならないのですが、どうやら腸閉塞になる原因はかなり個人差があるようですね。
おそらくですが、わたしは繊維質の取りすぎで腸閉塞になるような気はしません。繊維質の強いものを食べることによって腸閉塞になるかどうかは人それぞれです。
大腸全摘後の食事で気をつけること
食べ過ぎは注意!
わたしは今までに3回腸閉塞を経験しています。小腸がつまってしまってお腹が痛くなります。放置すると死に至ることもあるキケンな病気です。
この腸閉塞ですが、原因はすべて食べ過ぎにあったとわたしは考えています。
腸閉塞にはいろんな原因があって、食べ物が詰まってしまう人が多いようですが、わたしはガスが溜まって腸が詰まるタイプのようです。
食べ過ぎるとそれだけガスが発生するし、お腹の動きも悪くなります。そのため最悪腸閉塞になってしまう。
バイキングだけは特別に食べまくりますが、それ以外の場合は食べ過ぎないように注意しています。
もし、あなたが大腸全摘を考えているのであれば、いつでも腸閉塞のリスクがあるということを肝に銘じて食べ過ぎだけは注意するようにしましょう。
消化の悪い食事
ここでいう消化の悪い食事というのは、繊維質の強い食事とかであはりません。
スナック菓子やマクドナルドのようなファストフードは消化に悪いです。感じたことはないでしょうか?マクドナルドで食事をすると、次の1食を抜かしても大丈夫というか腹持ちが良いというか。
長い時間お腹にとどまるような食事は良くないと感じています。
遅い時間の食事
夜寝る前の食事は良くないですね。これは大腸全摘をしているからという以前に健康な人でも良くないです。
寝る前に食事をすると、翌日のお腹の調子が悪いです。お腹の調子が悪くなると、その分だけ腸閉塞リスクが高まるように感じています。
まとめ
まとめると下記の通りです。
- 大腸全摘しても普通の食事は可能
- 食べすぎても繊維質取りすぎても割りと大丈夫
- でも食べ過ぎは注意、特別な時だけとか限定する
- 消化の悪い食事、寝る前の食事は控える、っていうか規則正しい生活を心がける
大腸全摘後の食事を心配されている方は多いかと思いますが、大腸があるころよりはずっと自由な食事ができています。
食事によって病気が再発するようなことはないのですが、そのかわりに腸閉塞が発生したりします。腸閉塞はホントに苦しいですよ…。