夏のロードバイクは死ぬほど暑いです。信号でじっと止まってしまうと汗がダラダラ流れて熱中症になってしまいそうですよね。
それでもMt富士ヒルクライムといった大会で勝つためには、真夏の太陽の暑さと戦いながらもトレーニングしなければなりません!
わたしが難病を抱えながらもMt富士ヒルクライムで上位10%という成績を維持しているのにはそういった影の努力があるからです。
今回はわたしの夏の暑さ対策として買ってきたアイテムたちを紹介します。
目次
夏の暑さに勝つためのアイテムたち
1~3.体力奪う紫外線から身を守るUV対策アイテム
まず夏の暑さで対策が必須なのが太陽の紫外線から身を守ることです。
紫外線って浴びているだけで体力が消耗してしまうのです。
Mt富士ヒルクライムの大会なんかにいくと、サイクリストってみんな真っ黒ですよね。もちろんわたしも真っ黒です。
肌の黒さでどれくらいのレベルのサイクリストなのかがわかるのですが、肌が黒光りしているサイクリストはやはり上級者ですね。
なので、大会までにある程度は肌を焼いておくのですが、必要以上に焼けないようにUV対策をしています。
UV対策が必要なのは3つです。
- 腕…アームカバー
- 脚…レッグカバー
- 手…グローブ
この3つのUV対策アイテムが必要なのですが、わたしはパールイズミのもので揃えています。
1.アームカバー
パールイズミの製品はかなり性能が高いと感じます。特にUV対策はパールイズミ製品ならバッチリというぐらいに。
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真夏の暑い日にアームカバーをするなんて余計に暑そうに感じるかもしれませんが、こういうものを肌にピッチリ密着させたほうが暑くなかったりします。
2.レッグカバー
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こちらも同じように暑くなりそうに見えて、使っていても暑いとは感じません。身体が日に焼けないぶんいくらか体力温存に役立ってくれます。
ただし、レッグカバーは人によっては不要かもしれません。ロードバイクに乗っている時、脚の暑さってあまり感じないのですよ。
というのも、身体が影になって脚に直射日光が腕ほどには当たらないのです。なのでレッグカバーはお好みで。
3.グローブ
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こちらはかなりおすすめです。夏だけではなく、春や秋といった寒い時期を超えてあたたかくなりはじめた頃から使えます。
このグローブはUVカットしてくれるというのもあるのですが、普通のグローブとは違って手首の先までしっかりガードしてくれます。
普通のグローブだとアームカバーとグローブの間に隙間ができてそこが焼ける、そこだけが焼けて気持ち悪い色になってしまいますが、アームカバーと合わせて使うことで紫外線からしっかり肌を守れます。
使えるシーズンが長いことや性能が高いおかげで、もうかれこれ3年ほどは使っています。ボロボロになってしまっていますけどね。愛着が湧いて捨てられなくなってしまいました。
4.よく汗を吸い、よく汗が乾く、サイクルウェア
サイクルウェアは速吸速乾のウェアがいいというのはよく言われています。汗をよく吸ってすぐに乾くので、いつでもサラサラな感じです。
これが汗を吸ったままで乾かないと、通気性が悪くなってウェアの中で体温がこもってしまうんですよね。で、余計に暑いと。
サイクルウェアは安ければいい、というものではなく、たかがペラペラなウェアですが性能の良いものを選んだほうが良いです。
見るべきポイントは、汗をよく吸わせるために肌に密着するピッチピチのサイクルウェアを選ぶことです。
ずっとパールイズミをおすすめしてきましたが、ウェアはチャンピオンシステムがおすすめです。
パールイズミのサイクルウェアはとにかくダサイ!せっかくロードバイクに乗っているのですから、もっとレーサータイプのウェアにしたいです。
チャンピオンシステムはチームジャージを作るためのオーダーのイメージがありますが、単品でも買うことができます。そしてうれしいのがレーサータイプのウェアが買えるというところです。
レーサータイプのウェアはピッチピチしたやつで、肌に密着する分汗を吸収しやすいです。パールイズミだとどうもフリーサイズというかダブつくところがあるんですよね。
性能はもしかするとパールイズミのほうが上かもしれません。ですが、性能を落としてでもピッチピチのウェアを買ったほうが汗を吸収しやすくなるため良いと思います。結局、肌にウェアが密着していないと汗って吸えないですからね。
ちなみにですが、ウェアはUV対策気にしていません。紫外線が直接肌に当たっていなくても肌はやけてしまうのですが、ノーガードよりは軽いので目をつぶっています。おかげでリュックの後が背中にしっかり残ってしまいましたけどね。
5.目から紫外線が入るだけで身体がやける!?サングラスは必須
身体をしっかりUV対策して日に焼けないようにしても、目から紫外線が入るだけで身体って焼けてしまうんですよね。
また、紫外線は白内障の原因のひとつです。ロードバイクに長時間乗る人はサングラスにもこだわったほうが良いです。
サングラスってかっこいいですよね!Mt富士ヒルクライムに行くとサイクリストの装備を見ればその人の実力がなんとなくわかったりもしますが、サイクリスト御用達のサングラスがあります。
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オークリーのサングラスです。スポーツグラスとしては最高峰のメーカー・ブランドですね!リアル店舗で買うと高いのですが、Amazonといったネットショップで買うといくらか安いです。
ちなみに紹介しているのはサイクリスト向けのサングラス『ジョウブレイカー』ですが、わたしが持っているのはいくつか型の古い『ジョウボーン』です。
6~7.脱水症状に注意!どれだけあっても水は足りない、ドでかいボトルで対策する
夏の暑い日のロードバイクは死にそうになることがよくあります。水分をこまめに補給するようにしていてもぬるくなってしまって飲んだ気がしないんですよね。つめたい水のほうが吸収がいいとも言われています。
ロードバイクのボトルはよく保冷効果のあるものが売られていて人気があるのですが、はっきり言ってそんな機能があってもぬるくなります。
真夏の日差しにはどんな高性能なボトルも勝てません。
そこでわたしが取っている対策は、とにかく大きいボトルに水を入れて、前日に冷凍庫で凍らせて持っていきます。
で、どんなボトルを持っていっているのかというと…1リットルも水が入る、こんなボトルです!
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そう、ロードバイク用のボトルではないのです。(笑)
もちろんこの手のボトルはボトルケージには収まりません。なので、リュックに入れて持ち運んでいます。
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暑いのにリュックを背負うともっと暑い、そう思うかもしれませんね。ぶっちゃけ暑いです!
ですがロードバイク用のリュックは通気性や風の通りを考慮して設計しているのでいくらかマシです。
これにボトルを入れていくわけですが、ボトルをキャリージャケットに入れるのはもちろん、さらにタオルなんかも巻いたりしています。アルミホイルでくるむとかするよりも、とにかく『空気の層』を作ってあげるとボトルの温度が下がりにくいです。
空気って熱伝導率が低いのですよ。毛布を思い浮かべてみてください。あれは毛があたたかいのではなく、空気の層を作っているから温度が毛布の外に人の体温が逃げていかないだけなんです。
わたしはこの装備でヤビツ峠に登るわけですが、頂上に到着するころには氷が溶けて飲み頃、といった感じです。
水を飲むのにいちいち止まる必要が出てきてしまいますが、わたしはそこはあきらめています。ヤビツ峠ぐらいだったら水を飲まなくてもノンストップで登れますし、Mt富士ヒルクライムだとそもそも水持ち込まないし。
まとめ
まとめますと下記の通りです。
- UV対策は必須
- 水は凍らせた上で大量に持っていく
- ウェアはピッチピチなほうがよく汗を吸う
わたしは難病を抱えていて大腸を全摘までしています。おかげさまで脱水症状になりやすいという体質になってしまいましたが、ロードバイクに乗っていて脱水症状になったことはありません。(他ではありますけど)
ロードバイクは夏の暑さとの戦いですが、これでまだ脱水症状になっていないというのは奇跡かもしれませんね。(この身体では、という意味で)
もしよければ参考にしてみてください。