奇策妙案?通帳と印鑑をあえて一緒に保管するという防犯対策

通帳と印鑑は一緒に保管するな!というのが一般的なお話です。

でもわが家では、あえて通帳と印鑑を一緒に保管しているのです。それはなぜか?

こうしたほうがわたしなりに防犯対策になるなぁ、と思っているためです。その理由を説明します。

なぜ、通帳と印鑑を一緒に保管したほうが防犯対策になるのか?

通帳と印鑑が盗まれればお金を不正におろされる可能性が高まる

イマドキの銀行だと通帳と印鑑だけでは、銀行に行ってもお金をおろせないんですよね。必ず本人確認があります。

なので、最近では通帳と印鑑を一緒にしていてもすぐにお金をおろせるわけではないと思っています。

しかし、お金をおろすためのカギが、通帳・印鑑・本人確認の3つであれば、通帳と印鑑が揃えば2つのカギが揃ってしまっています。

本人確認…犯罪者ならうまいことごまかせてしまいそうな気がします。

なので、この3つのカギはバラバラに保管したほうが良いのは間違いありません。

泥棒は盗みのプロ!バラバラに保管したところで探し当てられる

泥棒はなんでも盗めるんじゃないのだろうか

泥棒は盗みのプロです。印鑑や通帳を隠したところで探し当てられてしまうでしょう。

そういう確信がない限り泥棒だって家に侵入したりはしないはずです。勝ち目のない戦はしない、それがプロです。

いろんなところを探して、通帳や印鑑以外にもいろんなものを盗まれてしまうことでしょう。

わたしたち一般人がどれだけ泥棒対策として隠し場所を考えたとしてもプロには勝てないのです。

金庫にしまっておいたところで、安いやつだと金庫ごと盗んでいきそうですしね。それに、ここに大事なものがあります!って教えているようなものです。

実際に通帳と印鑑を盗まれお金を不正におろされたという被害にあった人がいた

これはわたしの知人の話なのですが、家を留守にしている間に泥棒に入られたらしく、通帳と印鑑を盗まれてしまったのです。

おそらくですが、通帳と印鑑を一緒に保管するようなことはしていないでしょう。これはもうある意味常識のようなお話ですからね。

通帳と印鑑だけではお金はおろせない、本人確認が必要だ、そう思っていたのですが実際には通帳と印鑑だけでおろされてしまったのです。

被害額は数百万と言っていました。その後泥棒が捕まったかどうかまではわかりません。

あえて泥棒に盗ませる

通帳と一緒にダミー印鑑を保管しておく!

泥棒は警察に逮捕される

通帳と印鑑が揃えばお金を不正におろされる可能性が高まる…。でもそれは印鑑が本物だった場合です。

そう、わたしは通帳と一緒に印鑑を保管していますが、これはダミー印鑑です。届出印とは異なる印鑑を通帳と一緒に保管しています

これは完全に本物だろ!と思わせるように、ダミー印鑑だからといって安物は使っていません。重厚な印鑑ケースに銀行印が入っています。

完全に本物、にしか見えない印鑑です。でもダミー印鑑です。

泥棒は目的を達成すればさっさと退散してくれる

本当のところは泥棒に聞いてみないとわかりませんが、おそらく目的を達成したらさっさと退散してくれるでしょう。長居すればするほどバレるリスクが高まりますからね。

わたしは泥棒に目的を達成した!となるべく早く思わせるために、あえて通帳と印鑑(ダミー)を一緒に保管しているのです。

さっさと退散してくれれば、その他のものを物色される可能性も低くなると考えています。

使うことのないダミー印鑑にもしっかりお金をかけています。これである程度、防犯対策が高まるのであれば安いものです。

本物の印鑑はどうしている?

本物の印鑑、銀行の届出印はどうしているかというと…常に肌身離さず持ち歩いています。

会社に持ってバッグの隅にカギかけて隠しています。リュックなので電車とかタクシーとか、そういったところに置き忘れる心配もありません。そもそも乗らないけど。

会社のロッカーも鍵付きですし、まさかリュックに印鑑が入っていると誰も思わないでしょう。

印鑑だけ盗んだところで何もできないでしょうし、盗難リスクも紛失リスクも低いと思っています。

自分の家とは別のところ、実家に印鑑を保管しておくというのも悪くないかもしれませんね。

ですが、実家のほうが泥棒に入られないとも限らないし、そもそも必要になったときすぐに使えないので面倒です。

まとめ

  • 通帳と印鑑を一緒に保管しておくと不正にお金をおろされるかもしれない
  • 通帳と一緒に保管するのはダミー印鑑
  • 泥棒をあざむき、被害を最小限に留める

実際には泥棒に入られてみないとこれの効果はわからないんですよね。でもやっぱりいちばんいいのは泥棒に入られないことです。

確実な方法とは言えませんので、あくまでも予防策の1つとして参考程度にしてください。

対策しているから大丈夫、ではなく、できるだけ泥棒に入られないように注意しましょう。

わたしはダミー印鑑と一緒に保管しているからといって、あえて通帳を見つけやすい場所に置くということもしていません。お金をおろすためのカギは1つたりとも渡したくはないです。