潰瘍性大腸炎が在宅で輸入ビジネスに挑戦してみた結果

潰瘍性大腸炎になってからというもの、常に将来に不安を抱いております。

わたしは大腸を全摘して今はごく普通の生活ができていますが、常にハンデを持っているという意識だけはあります。ハンデがあるということは、会社の経営が傾いたときにまず最初に切られるのでは!?という不安があるんです。

なので、わたしはずっと長いことサラリーマンをしながらも保険として在宅でできる仕事はないか?収入の柱をもう一本増やせないか?と研究しています。

かれこれ10ヶ月近く前からでしょうか?インターネットを使った「輸入ビジネス」というものに挑戦してきましたので、その結果について書かせていただきます。

 輸入ビジネスを実践したわかったこと

輸入ビジネスって何?という疑問はあるかと思いますが、まずは実践した結果のほうから書かせていただきます。詳細はもうちょっと下の方に書いています。

在宅ワークで専業にすれば、月20万~30万はいけそう

個人差が大きいです。わたしはプログラムの力を使ってかなり効率を上げたため、副業で10万~20万程度の収入を得ることができました。

サラリーマンの副業でこれってありがたいですよね。ですが、潰瘍性大腸炎の場合、そもそも副業以前に就労が困難で在宅ワークでやろうとしているのではないかと思います。

1日フルに時間を使えば、月20万~30万はいくでしょう。これだと年収300万程度で「うそ!わたしの年収低すぎ!」って感じですが、7月、12月といったボーナス時期はかなり売上がのびるので、ちょっとしたボーナスが入ります。

ゆえに、専業なら年収400万ぐらいなら割と誰でもいくでしょう。そこから先を伸ばしていくのは自分自身です。

会社から給料をもらうわけではないので、逆を言えば収入が青天井でもあります。

入院中でもお金を稼ぐことが可能

輸入ビジネスというのは単純な作業が多く、作業を切り出して外注に依頼することが可能です。輸入ビジネスはパソコン1台で作業が完結するお仕事です。

何度も入退院を繰り返す潰瘍性大腸炎でも、外注を使えば継続して作業が可能なお仕事です。なんだかネットビジネスというものは怪しいイメージもありますが、この1点はホントに優秀だと思います。

ただ、症状は人それぞれなので入院中でも確実に仕事ができるとは言えません。わたしの場合、一度症状が出ると寝たきりになってしまうので無理だったでしょう。

 そもそも、病気でもできる輸入ビジネスって何?

輸入ビジネスとは、アメリカのAmazonで買ったものを日本のAmazonで売るというものです。ビジネスなんてたいそうな名前がつけられているのですが、要はただの転売です。

アメリカでの購入価格と日本での販売価格と売れ行きを確認してから購入~販売しますので、損失リスクはかなり低く、稼げる可能性は高いです。むしろ稼げることはほぼ必然です。

在宅でできるのか?

輸入ビジネスは在宅でも可能です。作業時間はそれなりに多いものの、時間をかければしっかり稼ぐことができます。

潰瘍性大腸炎の症状がよろしくなくて、なかなか就職できない、アルバイトすら続かない、そんな状況に置かれている方は検討してみる余地はあります。

知っておいてほしいのは、楽して稼げるという話ではないということです。ホントにおそろしいほど時間を使うお仕事です。わたしはサラリーマンの副業なわけですが、かなり苦しかったです。

潰瘍性大腸炎でもできるのか?

可能か不可能かで言えば可能です。ただし、時間的に拘束されることが多いため、ちょっと面倒ではあります。

どうしても「この日にこの作業をしなければならない」という時があり、身体が辛いときは大変でしょうね。会社やアルバイトだと周りに迷惑をかけてしまいますが、輸入ビジネスは個人事業になりますので、休みやすい環境ではあります。

その分、稼ぐことができなかったり損失につながったりする可能性もありますが。

しかし、輸入ビジネスで独立して稼いでいる人も大勢いますので、病気で人生どん詰まりな状況であればやってみる価値はあります。

リスクがゼロではないということだけ注意したほうが良いです。

… 怪しくない?

…怪しいです。なぜ怪しいと思うのか?それは転売という行為そのものが世間一般の認識としてよくない印象を持たれているからでしょう。

ですが、転売そのものは違法性は全くありません。お客さんにとって良い販売者であるかというと胸を張って良い販売者です!とは言い難いのですが。

お金を稼ぐということはキレイ事じゃないんです。

わたしも病気でかなり苦労してきたのでわかるのですが、なんの希望も救いもなく、人生七転八倒、八方塞がりな状況ってあるんですよね。なりふりかまっていられる状況でしょうか?もしわたしがどこにも就職できずアルバイトもできない状況であれば、専業でやっていたと思います。

入り口が転売なだけ

転売はわたしも良い印象を持っていませんが、転売がイヤだからやらないというのはもったいないかもしれませんね。

転売というのは入り口なだけです。そこで物販の基礎を学び、財務やマーケティング、ブランディングと学び、いずれはメーカーや卸と取引したり、自社製品を開発していけば良いのではないでしょうか?

実際にそのようにして稼いでいる人も多い、というか、やっぱり本当に稼ぐ人は転売のさらに先へと成長しています。

虎穴に入らずんば虎児を得ず。わたしたち潰瘍性大腸炎という社会的弱者はせめて行動力だけでも人並み以上ないと生き抜けないと思っています。

 まとめ

まとめると下記の通りです。

  • 在宅で仕事ができる
  • 病気でも仕事ができる
  • 入院していても仕事ができる
  • そこそこまとまった年収を得ることが可能
  • 転売は怪しいイメージはあるが、それ自体に違法性はない

今現在、病気のせいで仕事に困っている方は選択肢の一つに入れてみてください。今はネット上にノウハウがごろごろ転がっていますし、わたしに問い合わせていただければできるかぎりの回答はします。

多くの潰瘍性大腸炎患者にとって、少しでも役立つ情報であるとうれしいです。