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生きづらい世の中を生きやすく。難病で大腸を全摘した人がいろいろがんばるブログ。

闘病記録

潰瘍性大腸炎の闘病記録 第3回 転落人生の始まり

2016/11/01

潰瘍性大腸炎-闘病記録-転落人生
前回に続き、第3回目です。
潰瘍性大腸炎の闘病記録 第2回 本格的な闘病生活の始まり、そして復学

なかなか明るい話ができなくて申し訳ないです。
まぁ病気にかかって明るい話をしろ!というのもむずかしい話ですが。

今回はわたしが病気になって、精神的に一番つらかった出来事のお話です。

潰瘍性大腸炎患者に対するみんなのホンネ

自分自身が潰瘍性大腸炎なので、周りがこの病気をどのように考えているのかがわかりません。
しかし、わたしが受けてきた扱いからして、軽く見られていることと、汚いと思われているのではないでしょうか。

仮病だと思われている

病気で数ヶ月の入院を経験したあとに復帰。
それでもすぐに日常生活に戻れたわけではありません。

最初のうちはやたらと身体は疲れます。
ずっと絶食だったしベッドの上で寝たきりでしたからね。

それに退院したばかりでまだ症状が不安定なところもありました。

そのため、たびたび学校を休んでしまうことがあったんです。
あとで知ったのですが、どうやら「仮病を使って休んでいる」と思われていたようです。

病気を盾にしている

ある日のこと、わたしは担任の先生に呼び出されたんです。
そこではっきり言われたのが、「病気を盾にして逃げるな!」でした。

わたしはいったいなんのことかわかりませんでした。
説教を聞いているうちに、これが体調不良でちょくちょく休んでいたことを言っているのだと理解しました。

13歳の子供がたくさんの怖い想いをし、苦しい治療を耐えぬいてきたと言える自信があります。
たくさんの困難を乗り越えても、健康な人から見れば「病気を盾にして逃げている」と思われているということがすごくショックでした。

当時のわたしはやっぱり精神的に弱くて…また泣いてしまったんですよねぇ…。
お恥ずかしい…!

汚物のような扱い

「病気を盾にして逃げている」というのは、わたしの担任の先生だけが考えていたことではなかったのです。
クラスの全員がそう思っていたんです。

病気を盾にするわ、下痢は止まらないわ、もう最悪です。
人として最低の人間。

友だちはみんな去っていったし、新しくに作ることもむずかしいし。
すでにあるグループの中に入るのがむずかしい。

結局、クラスに数人はいる「ハグレ」たちのグループで残りの中学校生活を過ごすことになりました。
あの頃は本当に何もかもがつまらなかったです。

なぜここまで扱いが悪いのか?

ただ病気だから、という理由なだけではここまでの扱いはされないと思うんです。
わたしは比較されたからこうなったのです。

もっと「かわいそうな人」がいた

比較された、とは、学校にいるもっと「かわいそうな人」です。

別のクラスに、車いすに乗った女の子がいました。
神経の病気で一時的に車いす生活をしていました。

一時的といっても1年くらいでしょうか。
毎日、歩けるように一生懸命リハビリをしていました。

病気なんかに負けず努力する人、病気を盾に逃げる人

その女の子は「病気なんかに負けず努力をする人」と誰もが思うことでしょう。
わたしの目からもそう見えました。

やっぱりそういう人のところにはたくさんの人が集まるんですよね。
そしてみんなが力を貸す、支えあってがんばっている。

そんな人が近くにいれば、わたしが体調不良で学校休めば病気を盾にして逃げていると言われても仕方のないことです。

友情と絶望

最終的に、その女の子は友情の力で病気を克服しました。
一方、わたしは人からゴミのような扱いを受けながら、誰にも悩みを相談できず1人で大腸を全摘しました。

そして、いまでも合併症に悩まされています。

なぜ自分はこんなみじめな想いををしなければならないのだろう?
このみじめさがわたしの人生そのものです。

この出来事はわたしの人生のなかで一番みじめだったと感じているものです。

まとめ

できることなら、わたしの経験を通して同じ苦しみを持つ人に元気や勇気を与えられたらいいなぁと思っています。
このような経験のお話でなかなかむずかしそうですが。

この先の結論から話してしまいますと、わたしの人生はこの先もずっと友情による助けもなければ救いもない、あるのは絶望や人への怒り・恨みだけでした。

そんなわたしが言えることは、困難を乗り越えるのは愛とか勇気とか友情とか、そういったものだけではないということです。
絶望をバネに、推進力に変えられる人間もいるんです。
なにも持たない人間は絶望を力に変えていかなければならない。

この先、わたしはもっと人生のどん底を経験することになります。
しかし、どん底を経験したからこそ今がある、今ではそう思っています。

闘病記録第四回はこちら。

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