潰瘍性大腸炎の私が在宅ワークのためネットビジネスやってみた結果

わたしは潰瘍性大腸炎という病気を発症してからというもの、いつも『今の状況がいつまでも続くとは限らない』と考えています。

わたしは現在システムエンジニアという職業で、難関と言われる情報処理の国家資格も取得しています。それでもまだまだ安定した地位にいるとは言えません。

システムエンジニアという職業は引く手あまただし、国家資格も持っている。かなり条件はいいように思えるかもしれませんが、この優位?な状況がいつまでも続くとは思っていません。

なぜなら、わたしが潰瘍性大腸炎だし大腸全摘してるから!それだけこのハンデは大きいってことです。

いつか職を失った時のことを考え、収入の柱を増やそうといろいろ考えています。

今回は在宅ワークの代名詞、ネットビジネスというものについて書いてみようと思います。

ネットビジネスとは?

ネットビジネスというものを聞いたことはあるでしょうか?その名の通り、インターネットを使ったビジネスです。

ネットビジネスに対する一般的な認識は、『怪しい』がほとんどでしょう。いろいろ手を出してきたわたしですら、未だに怪しいと思っています。

そして、あなたが怪しいと思っているネットビジネスの認識は正解です。怪しいです、間違いありません。

儲かる儲かると言って人を誘いこみ、高額な教材を買わされたり授業料を取られたりします。そういう詐欺師みたいのが大量に発生しているため怪しいといった認識があるのでしょう。

特に、潰瘍性大腸炎患者のような社会的弱者は最高のカモでしょうね。弱い人ほどつけこみやすいものです。おいしい話には飛びつかないようにしましょう。

本当に稼げたネットビジネス

怪しいネットビジネスとはいえ、わたしは果敢にもいろいろチャレンジしてきました。ネットビジネスはそういう怪しいのをしっかり回避することができれば、ちゃんと稼ぐことができます。

まずはわたしが本当に稼ぐことができたネットビジネスについてご紹介します。

Amazon輸入ビジネス

以前記事にも書いたことがあります。そちらを参照していただけると助かります。

簡単にいってしまうと、アメリカAmazonから買ったものを日本Amazonで売るだけの転売です。利益が出るとわかっているものを仕入れて販売するので再現性は非常に高いです。

おそらく、ネットビジネスで一番確実に稼げるのがAmazon輸入ビジネスでしょう。在宅で本気でやれば月収20万円~30万円はいけると思います。

ブログ

このブログも含めてですが、ブログを書いているとそこにスポンサーがつきます。そのスポンサーから報酬をもらえるようになります。

ブログで稼ぐためには、1にアクセス2にアクセス、3,4もアクセスで5もアクセスです。とにかくアクセス数が命です。

じゃあ実際いくら稼いでるの?と聞かれると…それは規約違反になってしまうのでブログじゃ書けないんですよ、すみません。

ただ、このブログで稼ぐというのも、輸入ビジネスほどじゃありませんが敷居は低い方です。なんせただひたすら記事を書けばいいだけですから。

注意してほしいのは、ブログを書くといってもあなたの日記を書けということではありません。大切なのは『誰かの悩みに対する回答』を書くことです。

UCハックを読みに来ていただけている方の中には潰瘍性大腸炎患者の方が多いはずです。みなさん、死ぬほど悩んでますよね?たとえば大腸全摘後の生活ってどうなるんだろう?とか。

わたしのブログでは、そういった大腸全摘後の生活について悩みそうなことをテーマにして記事を書いています。他にも旅行で泊まったホテルの感想とか節約の話とか、いろいろありますね。

今日はパン食べた、夜はカレー食べた、なんて話は誰も聞こうとは思いませんが、大腸全摘という不安に対する情報は人によっては読みたいんです。

人が悩んでいそうなことをテーマにして回答を書く。役立つ情報のところにはたくさんの人が集まり、人の集まるところにスポンサーがついて報酬が支払われる。

一度書いた記事はインターネット上に残るため、少量のメンテナンス作業で半永久的に稼ぐことができます。実際に、わたしは半年間ノーメンテのブログが安定して稼ぎ続けてくれていました。

どうでしょう、ブログで稼ぐってかなりまっとうなビジネスですよね。

ブログは無料ブログよりもサーバをレンタルし、ドメイン取得して、ブログを作ったほうが良いです。サーバレンタル料、ドメイン料すら稼げないなんてことはまずないと思います。

在宅で本気でやれば月収30万はいけるでしょう。

アフィリエイト

アフィリエイトもブログとほぼ同じです。わたしの場合はブログで一緒にアフィリエイトもやったりします。

アフィリエイトも自分のブログにスポンサーをつけるようなものですが、少しだけ意味合いが違います。たとえるなら、ブログはテレビのようなもので、つくスポンサーはテレビCMです。一方アフィリエイトは自分で商品を売り込む、テレビ通販のようなものです。

ゆえに、アフィリエイトは営業力というかいかにその商品を買いたくなるかというトークの力が必要になってきます。

ブログで稼ぐよりはむずかしく、再現性もかなり低いです。

ですが、その難易度ゆえに、ネットビジネスの中で一番儲かるのはアフィリエイトです。月収1,000万円超えの人がごろごろいます。

わたしは楽天やAmazonのアフィリエイトを利用していますが、アクセス数があるために、特に売り込もうとはしなくてもそこそこの収入になっています。

ただ、儲かるゆえに怪しい教材がたくさんあるのがネックです。そのせいでアフィリエイトも怪しいと思われているんです。

アフィリエイトは上述したようにテレビ通販のようなものですのでまっとうなビジネスです。

本気で在宅でやっていけば月収50万~100万はいけると思います。ただし、ブログと違って広告主の撤退や紹介する商品の旬がすぎると売れないため、安定はさせづらいです。

全然稼げなかったネットビジネス…

さて、お次は儲からなかったネットビジネスです。ネットでは儲かる儲かる!と言われているのに全然儲かりませんでした。もうこれは詐欺です。このたぐいで儲かる言っている人のことは信用しないほうがいいでしょう。

ポイントサイト

ある意味儲かりましたが、人が言うほど儲かりません。100円稼ぐのに1時間はかかります。これはどんなポイントサイトでも同じです。

こんなものをやるならテレビでも見て笑っていたほうが有意義です。

ただ、わたしは本業がシステムエンジニアでパソコンでの作業を自動化させることが得意です。わたしが何をしていたのか…なんとなくわかりますかね?それでも月500円くらい稼ぐのが精一杯でした。

儲かるとか言っている人は、あなたをポイントサイトに登録させて儲けているだけです。カモにされているだけなんです。

上述しましたが、弱い立場にいる人ほどこういう言葉には惑わされてしまうものですので、カモにされないよう注意しましょう。

ポイントサイトやるぐらいならブログ書いたほうが稼げます。

アンケートサイト

ポイントサイトよりはマシです。案件によってはアルバイトぐらいに稼げるものもあります。

アンケートに回答することで10円~100円くらいのお金になりますが、質問数が多すぎて時間がかかりすぎます。非効率です。がんばって月1,000円~2,000円といったところです。

同じく、アンケートサイトに回答するぐらいならブログ書いたほうが良いでしょう。
上述した、アルバイトぐらい稼げる案件っていうのは、実際にアンケート主催者のもとに行って取材を受けるというタイプのものです。

ただ、わたし自身そういった取材タイプのものはやったことがなく、ちょっと怖いですよね。行ってみたら変なもの買わされた、怖い人が出てきた、なんてことになるのではないかと心配です。

それでももしやるのであれば、アンケートの会場の変更を希望してみましょう。個室ではなくオープンなカフェとか。プライベートなことが聞かれるかもしれませんが、リスク低減のためには仕方ないでしょう。

まとめ

以上をまとめると下記の通りです。

  • ネットビジネスは怪しい、けどそれは一部の詐欺師のせい
  • ブログ・アフィリエイトは価値を提供して報酬が支払われる、まっとうなビジネス
  • ポイントサイトは儲からない、儲かる言っている人が儲けるシステム

潰瘍性大腸炎のせいで働けなくて、なんとか在宅ワークはできないかと悩んでいる人もいるかと思います。どうしようもなければこういったネットビジネスに手を出してみるのも良いでしょう。

たしかに怪しいものがたくさんありますが、しっかり情報収集して危ないところを避けていくことは十分可能です。