すでに輸入ビジネスをやっている人で知っている人は知っている。MyUSの転送料を抑えるためのクレジットカードです。
輸入ビジネスでは仕入れにクレジットカードを使いますが、MyUSの送料の支払いもクレジットカードを使います。
MyUSの転送料はAMEX(American Express)ブランドのクレジットカードを使うと30%割り引きになります。
驚異的な値引きですよね…。わたしは最初、これを知らずにずいぶん余分な送料を払っていて失敗しました。
輸入ビジネスやるならぜひAMEXブランドのカードを1枚作っておいてほしいのですが、その理由についてわたしの体験談を交えて解説します。
もちろんわたしも持っていますし、かなり恩恵を受けてきました。
目次
MyUSが抱える問題点
AMEXを使わないと驚くほど転送料が高い
わたしは1回の転送でだいたい20,000円ほどかかっています。もちろんこれはAMEXのクレジットカードを使用しての金額です。
もしこれがAMEXでなければ、28,571円になるのです。その差は8,571円!ちょっと誤差とは言えない金額ですよね。
しかもわたしの場合、1ヶ月に5回は転送していましたので、8,571 × 5 = 42,855円です。1ヶ月でこれだけの差が出ます。
さらにこれが1年続くと、42,855 × 12 = 514,260円となります。AMEXを使う場合と使わない場合で51万円も差がついてしまいます。
51万円もあったら何しますか?1年に一回海外旅行行けそうですね。国内だったら毎月旅行できそうです。MyUSの転送料って高い、あらためてそう思いました。
わたしは途中でAMEXの割り引きがあることを知ったのですが、そのころは1ヶ月で2~3回ほど転送していたので、約2.1万円程度は損していたことになります。
ネット上の情報ではMyUSの転送料は1gあたり1円としているが、これはAMEXを前提としている
ネット上にはMyUSの転送料は1gあたり1円という意見が多いのですが、この単価はAMEXの30%割り引きを前提としたものです。
わたしがコンサルを受けた時もMyUSの転送料は1gあたり1円だと教わったのですが、どうにも計算が合わなかったのですよ。
おかしいな~、おかしいな~と思いながらそのまま輸入ビジネスを続けていたのですが、あまりにもMyUSの転送料が想定よりかけ離れていたため全然稼げなかったんです。最初の頃の利益率なんて1ケタ程度でした。
AMEXを使わなければさらに1gあたりの単価は高くなるということに後から気づきました。
『俺は楽天カードが好きだ!楽天カードしか使わない!』っていう楽天カードマンは、MyUSの転送料は1gあたり1.3円ぐらいで計算しておいたほうが良いです。Amazonの重量を使ってリサーチする場合には1gあたり1.7円ぐらいと見込んでおいてください。
本当は怖い!輸入ビジネスによるクレジットカード不正利用のリスク
輸入ビジネスをやっている人でクレジットカードが不正利用されたという話をちょいちょい聞きます。
こうなってしまう原因は主にAmazonやPaypalなど信頼性の高いオンライン決済ではなく、ネットの海を漂うセキュリティの低い野良ネットショップを利用したことによるものであると考えています。
MyUSのような名の知れた会社なら安心だ、そう思っていませんか?そもそもわたしはMyUSが信用できないのでオンライン・プロテクションは必須であると考えています。
MyUSのセキュリティは甘い?
MyUSは現在、ログイン時にはロボットではないことを確認するための認証がほどこされています。でも少し前はこんなものなかったんですよ。
なぜMyUSは突然ロボット認証を導入したのか?
おそらくですが、MyUSは外部からのハッキングを受けているのだと思われます。ハッカーがパスワードクラック(パスワード破り)を仕掛けているのでしょう。
ですが、パスワードクラック対策としてロボット認証ってのはあまりにも脆弱(ぜいじゃく・弱くてもろい)なんです。ハッカーはわざわざ全通りの文字の組み合わせを入力したり、総当たり的に不正ログインしようとするのではありません。
ハッカーはユーザーのカギを盗んで不正ログインします。その場合はロボット認証はほとんど意味がないんです。
MyUSがロボット認証を導入したせいで、逆にわたしはMyUSのセキュリティが信用できなくなりました。なので、わたしはオンライン・プロテクションのあるクレジットカードを使うようにしています。
もし、オンライン・プロテクションのないクレジットカードを使っているのであれば、早めに変更することをおすすめします。
どこのクレジットカード会社が発行するAMEXがいいのか?
AMEXの年会費が安くてオンラインプロテクションのあるクレジットカードはどこ?
AMEXはただのクレジットカードブランドであり、クレジットカードを発行する会社はまた別になります。クレジットカードを発行する会社によって年会費が異なります。
VISA・JCB・MasterCardは年会費永年無料のところが多いのですが、AMEXは年会費がかかるところがほとんどです。初年度は無料であるものの、1年目以降は有料のものばかりです。
なんといっても年会費が高い!10,000円以上するところがざらです。高いところだと20,000円ぐらいしますね。その分だけAMEXのカードを持っているとステータスになる感じはあります。そういった意味でも1枚くらいはほしいカードだったりします。
輸入ビジネスをやるならば経費は少しでも抑えたいところです。せっかくMyUSの転送料を抑えてもクレジットカードの年会費が高ければ意味がありません。
できれば年会費がかからないAMEXのクレジットカードを作りたいものです。そしてわずかながら年会費がほとんどかからないクレジットカードがあるのです。
わたしのおすすめはセゾンパール・アメリカン・エクスプレス・カードです。クレジットカード発行の会社はセゾンになります。
輸入ビジネスで役に立ちそうな特典は下記になります。
- 1年で1回以上の利用で翌年の年会費無料
- 1,000円ごとに1ポイント。1ポイントあたり5円。実質還元率0.5%
- ポイントは永久不滅
- オンライン・プロテクション付き
意外にうれしいのがオンライン・プロテクション。アメリカのネットショップはコンピュータウィルスの温床ですからね。わたしはこれがないと安心して買い物できません。
セゾンパール・アメリカン・エクスプレスカードが輸入ビジネス向きの理由
MyUS専用のクレジットカードとして使っていれば、ほぼ確実に1年に1回以上は使うことになるので実質年会費無料と思っても良いでしょう。
AMEXは年会費が10,000円~20,000円と高いものが多いので、これはかなり助かります。
そして輸入ビジネスをやるなら少しでも仕入れ単価や転送料は抑えたいものですので、クレジットカードの還元率もとても大切な要素です。
還元率は0.5%と低く見えるかもしれませんが、一般的なクレジットカードはだいたいこんなものです。楽天カードやYahoo!JAPANカードは還元率が1%で特別還元率が高いだけです。
還元率だけを見て楽天カードでMyUSの支払いをしてしまうと、還元率が+0.5%増えるけどMyUSの30%割り引きがなくなります。これでは本末転倒。
また、ポイントはAmazonギフト券にすることができるため消化しやすいです。
特にわたしが声を大にして伝えたいのが、輸入ビジネスにありがたいオンライン・プロテクション付きです。これはネット上での不正利用による損害を補償してくれるサービスです。
30%割り引きキャンペーンがいつまで続くかわからない
上述した通り、転送量や転送回数にもよりますがAMEXを使うか使わないかで1ヶ月あたり42,855円の差が出てきます。もしまだ30%割り引きを受けていないのならできるだけ早いうちに対応することを強くおすすめします。
これはMyUSのキャンペーンですので、いつ終了になるかわかりません。わたしが輸入ビジネスをはじめたのが1年ほど前のことですが、そのころからこのキャンペーンは存在しています。
だからといってこれから先もずっと続くとも限りません。節約できるものはできるだけ積極的に節約しましょう。
なんせ1ヶ月あたり40,000円ちょっとの金額ですからね。たとえそれが短い期間だったとしても積極的に利用すべきでしょう。
まとめ
- AMEXを使えばMyUSの転送料は30%オフ
- MyUSのセキュリティは脆弱、アメリカのネットショップはウィルスの温床
- なので、オンラインプロテクションのあるクレジットカードを1枚は持っておきたい
- MyUS転送料30%オフ、かつ、オンラインプロテクション付きの条件を満たすのがセゾンパールアメリカン・エクスプレス
とりあえず、わたしは過去にAMEXを使わないことでガッツリ損してきました。
輸入ビジネスでお金が増えた!なんていうウハウハな記事が多いので、たまには減った、損したなんて話もあっても良いでしょう。
輸入ビジネスではクレジットカードを使う機会が多いからこそ潜む危険も多いです。できれば安心して使えるものがいいですよね。